ウーバーのライドシェアが破壊する公共交通
https://www.theguardian.com/sustainable-business/2017/jan/13/uber-lyft-cars-public-transport-cities-commuting
「一般的には、ウーバーは、まずタクシーを、次にマイカーを破壊すると言われている。しかし、私たちは現実を正しく理解していないのかもしれない。」
「ウーバーは、公共交通機関にとって重大な脅威となっているが、彼らの最大の武器は、自動運転自動車でもなければ、最新のテクノロジーでもない。投資家から集めた資金だ。ウーバーは、この資金でコストを補てんすることにより、コスト割れの価格を設定することができる。実際、ウーバーの乗客はコストの41%しか支払っていないのだ。」 「ウーバーは、毎年3千億円の赤字を出して事業を行っており、これは略奪的価格設定のたまものである。」 つまり、「ウーバーは信じられないくらい不採算だ。これは、いったん独占市場を確立すれば運賃が高騰することを意味する。」
「最も重大な問題は、ウーバーが独占市場を確立して、投資家に利益を還元する頃には、公共交通は既に破壊し尽くされているだろうということだ。」